全英連参加者のブログ

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日本一長~~~い名前の学校 26年度末で閉校へ

 愛媛と高知の県境に校区がまたがり、正式な校名が日本一長いとされる「高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山ささやま小中学校組合立篠山小学校・篠山中学校」で17日、最後の卒業式が開かれた。
 (愛媛県)愛南あいなん町教育委員会によると、学校は少子化のため3月末で休校し、2026年度末に閉校する。式では好岡裕子校長が中学3年の3人に卒業証書を手渡し、門出を祝った。宿毛市と愛南町が学校組合を設立し、1949年に篠山中、52年に篠山小が創立された。(タイトル含め、3月18日,日刊スポーツ記事より引用)

春の校舎(いらすとや) 校名トリビアに出てくる学校である。ただ、それを取りあげるだけでは芸がない。二県、二市町がかかわる学校。設置に関する行政の手続きを調べてみた。

 『高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小中学校組合規約』(昭和62年9月7日)を宿毛市例規集で読んでみた。制定文(で、いいのかな)に『高知県宿毛市/愛媛県南宇和郡一本松町/篠山小中学校組合規約(昭和27年制定)の全部を改正する。』とある。規約の施行日は平成19年4月1日である。

 規約第5章「雑則」の附則に、施行期日等が記されている。

 附則
 この規約は、愛媛県知事の許可の日から施行する。

 附則(平成16年9月22日)
 この規約は、平成16年10月1日から施行する。

 附則(平成18年12月19日)
 (施行期日)
 この規約は、平成19年4月1日から施行する。

 平成16年10月1日、南宇和郡全体5か町村(御荘町、城辺町、西海町、一本松町、内海村)の合併日。愛媛県側の事務組合を担う一本松町が合併により消滅、愛南町が発足している。業務は愛南町に引き継がれる。規約の名称変更の理由だと思う。
 期日を見ると、平成17年4月(H.17年度)から平成18年12月までに、この規約を平成19年度から施行するように準備したことになる。

 なお、同小中学校のウェブサイトの「学校紹介」(日本一長い学校名)によれば、学校事務組合の発足、小学校・中学校開校当初は、、、

 「高知県幡多郡宿毛町愛媛県南宇和郡一本松村篠山小中学校組合立篠山小学校」
 「高知県幡多郡宿毛町愛媛県南宇和郡一本松村篠山小中学校組合立篠山中学校」

 とのことである。
 「幡多郡宿毛町」が「宿毛市」になり、3文字減。
 「南宇和郡一本松村」が「南宇和郡愛南町」になり、1文字減。(一本松村は昭和37年(1962年)1月1日に町制施行だが、文字数は同じ。)

 宿毛市が市制施行前、愛南町発足前は、現行名称よりもさらに4文字多い!

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 学校基本調査資料を探したが、見つけることができなかった。民間のサイトでは’25年度の在籍児童生徒数は小学校3、中学校6とのこと。
 なお、いきなり3月末閉校でないのは、事務組合の後処理(組合の解散手続き)の都合なのだと思う。

 関係する先生方、職員のみなさま。お疲れさまです。

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